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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:690頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(1)前玉神社④
行田市の西側に位置する熊谷市は
かって幡羅(はら)郡であったが、
この「ハタラ」ハサンスクリット語の
vadhar の転訛で、本来「飛び道具」であるが
インドラ神の雷電(金鋼杵:刀)を表わす。
市内の上奈良にある豊布都神社は「天-剣」の意味で
「幡羅」と同義となる。
豊は第一章祝祭の「豊宇気毘売神」で紹介した
dyo で「天の」、布都は「刀」として通称されている。
前玉神社の南隣り「渡柳」は
ワタリでこれも Vadhar の転訛と考えられる。
熊谷市本町には千形神社が鎮座する。
「千形」も近津と祖語を同じくする cikitśa の転訛であり、
この地でインドの医方明(いほうみょう)が
行われていたことを示す。
その北方柿沼にも雀神社があり、
「柿」は「古賀:小鳥信仰」で紹介した小鳥の意味の
kha-ga に依るものであろう。
行田市内の下増田の近殿神社、「ちかつ」である
四方寺の湯殿神社(奈良新田にも同名社がある)も
医薬に係わる神社である。
このようにこの地方には
インドの古代文化と深い関係が潜在しているのである。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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