2014年7月4日金曜日

インドラ神の影(3)佐原:側高神社①


 『Yahoo!天気・災害』
 Matのジオログ

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:683頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 インドラ神の影(3)佐原:側高神社①

  麻賀多神社と同様にパーリ語の用語を神社名としたのが

 千葉県佐原市の側高神社である。

 「ソバタカ」は sovattika の音写で、

 サンスクリット語の sva-stika 、「十字」を表わす。

 同本社は佐原市大倉の大倉山にある。

 「オオクラ」は 

 sovattika-âlankāra (十字紋) の âlankāra (紋)の転訛である。

 域内の落文大神社の「ラク」は

 その -lankà- を残して音写したものである。

 また大倉山の西側にある丁字は -ttika 部分の音写である。

 大倉山はまた丸峰と呼ばれるが、

 これは meru 山でスメル山、パーリ語の sineru 山でスメル山、

 パーリ語の sineru 山を表わす。

 つまり「側高」はインドラ神の住むスメル山の svarya を表わしている。

 その svar (天界)が市名で佐原の祖語である。

 スバルは北イラクのスバル人に始まった古名であることは

 本書の重要な主張である。

 スヴァルは「十字」及び「天界、天空」を意味する。

 佐原市の成田線佐原駅近くの

 佐原地区に諏訪神社が鎮座するが、

 スワ(諏訪)が天界を表わしている証がここにもある。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
 
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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