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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:688頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(1)前玉神社②
この「サキタマ」にもインドラ神の影が潜在しているのである。
中世からここは忍(おし)氏の本拠で忍城があった。
「オシ」はサンスクリット語の asi の転訛である。
忍地区の東方になる長野(ながの)は「オサノ」で
本来は aśani の転訛とみられ、
ここでは a が オ と発音される。
aśani は同市の北端須加と同じく「雷光、雷雲」である。
須加は茨城県桜井村・東町の須賀神社でみたように
śucyah(śuci) によるもので、
須加地区内にも雷電神社が二社ある。
これに対し asi は「剣・刀」を表わす。
「相模:ドゥルガー・プーシャーの里」で
足柄とは asi-kāra(刀鍛冶) であるとしたのと同語である。
なぜそう解釈できるかというと、
「サキタマ」はサンスクリット語の śaktimat 「剣(刀)を持つ」
に対応するからである。
śakti は本来「力、技能、能力」の意味ながら、
「刀、槍、戈」を意味し、-mat は「持つ、見える」を表わす。
よって śakti-mat (サキタマ)は
「剣持」ないし「太刀持ち」を表わし、
これはインドラ神の呼称である。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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