ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2012年1月18日水曜日
定義 『古事記』は反政府陰謀が生んだ思想書
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録24:20頁
定義 『古事記』は反政府陰謀が生んだ思想書
定義 『古事記』は反政府陰謀が生んだ思想書
「国生み」はまた、記・紀の質も証言している。
それは『日本書紀』の「天瓊矛」を
『古事記』は「天沼矛」と当て字していることである。
これでは「瓊=玉」が完全に消えて、
上記の深い政治哲学の歴史も意義も無になっている。
この寓話の教えようとする真髄がなくなって、何のための寓話なのかわからない。
『古事記』は完全に役に立たないことが、お解りになるはずである。
すでに見た磤馭盧をオノゴロと誤読したか、またはわざと改訳したために、
重要な史実も文化もわからなくした行為と同じことが、
この天沼矛にも見られる。
これが『日本書紀』がもつ高い文化と教養と史実を
滅茶めちゃにしていることは誰にでもわかる。
先にその筆者が太安萬侶なら、
彼は日本語を知らない異境の人物だと推理したが、
今また別の意味で立証されたことになる。
オノゴロだけなら「無知による誤訳」とも考えられるが、
これほどの文化破壊を「沼」の字で重ねて実行しているのをみれば、
それは明かに意図的に実行されている。
大学院講義録23の6頁ですでに
『古事記』が『日本書紀』を作った政府に対する反感か、
さらには、もっと深刻で強烈な思想的陰謀による作品だと指摘したが、
それが今、決定的になったのをみる。
『記・紀』は共に、
このように一字がもつ重大さを熟知して初めて理解し評価できる
「深い寓意に満ちた高度の思想文書」だったのである。
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