2010年1月25日月曜日

復原史学の実質は理学であり法学でもある

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録03:4頁
 
 B だから架空の想像が混じるフィクション作品でないだけでなく、

   ノンフィクションの報道や小説の仲間でもない。

   在来のいわゆる文学ではない。『理学』に入いる学問である。

 C 史実だと認めてもらうためには、それが真実であることを立証する必要がある。

   証拠が揃っていて、その一つ一つが本物であることが、広く正当に認められねばならない。

   こうした分野は『法学』にはいる。

 D 法学で有罪・無罪を決定するのは、いわゆる「動かない証拠」である。

   『刑法』上の「動かない証拠」と同じものが、

   私たちの言語復原史学でも要求されているのである。

 E もちろん本学は法学ではなく史学である。しかし全く同じものが要求され、

   それによって成立しているのだから、その『動かない証拠』とはどんなものか、

   先ず何をおいても、それからよく知っておかねば本学学徒の資格はない。

 F ところが在来の史学には、古記録の記事をそのまま紹介するだけで、

   解明しようとはしないもの。

   例えば天照大神の「光学明彩」などを、

   「神聖にして犯さないのが、国史学の神髄である」と称して、

    意味不明のまま放置し、ただ有り難い、素晴らしい、というだけのものまであり、

    皇国史観と軽蔑されながら、まだ僅かに余命を保っている。

 『参考』

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 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書"
 『メソポタミア世界』
 シュメル-人類最古の文明

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