『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録02:23頁
「これで、たとえ邪馬臺(ダイ)が正しくて、
それがヤマトと読めたとしても
それは奈良県の大和ではなかったことがわかった。
ではその邪馬臺国は奈良県以外の、銅鐸の多い国だったのだろうか?」
「大阪や讃岐(さぬき)や阿波(あわ)、出雲(いずも)が多いわね」
「ここでそれを決定する重要な証拠は、張政が書いたあの報告書なんだ。
だが、そこにはどこにも、銅鐸のことなんか一字も書いてないんだ」
「彼は見落としたのかしら?」
「それはないね…。
彼は葬式(そうしき)の様子などまで実に詳(くわ)しく描写している。
銅鐸があったなら、必ず音を聴き、それを見て、
中国にない珍しい器具として詳しく書くはずだが、全然、書いていない。
これは彼が観察した倭人たちは銅鐸とは
無関係な人たちだったことの動かぬ証拠なんだ」
「卑弥呼の倭国は銅鐸の出土しない地観にあったのね…」
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書"
『メソポタミア世界』
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