2010年1月11日月曜日

ちょっとした数字と、白紙地図の働き

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録02:18頁

 するとそれで、

 『魏書倭人章』解読の最重要点の1つであるコース記事が、

 朝鮮半島から真っ直ぐ南の「九州」へ向かっており、

 さらに九州上陸後も南下していて、

 帯方郡使が半島から伊国まで行く間(かん)に、

 一度も半島と九州の東にある近畿へ向かった記事がない事実も、

 対馬から不弥国までの6カ国を挙げることによって、

 明確に印象づけることができる。

 また国数を比較して、その不一致を強く認識してもらうには、

 国をいちいち数えていては、

 そちらに気をとられてしまうから、

 それを防ぐために前もって国名にナンバーをつけておく、

 これで読者は一見しただけで全体の国数を知り、

 その中から必要な数字を見つけだして比べ、

 必要な数を記憶することまで苦労せずに短時間にでき、

 その結果、その名の発音が一致する国が余りにも少なく、

 反対に銅鐸圏の国数が多過ぎることを知って、

 無駄な苦痛を味わうことなく得られた結果の大きさに満足して、

 さらに読み進む意欲と興味を掻きたてられる。

 そこで次のページで

 『魏書倭人章』には銅鐸の記事がないことを話す。

 これは地図に書くと全くの白紙状態だということである。

 白紙の地図を思い浮かべることは少しも難しくない。

 頭のそれと銅鐸圏地図を並べて見れば、

 近畿中心の地域が、いわゆる邪馬台国ではなく、

 卑弥呼がいた地域ではなかったことが、

 疑う余地のないものとして意識されるのである。

 『参考』

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 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書"
 『メソポタミア世界』
 シュメル-人類最古の文明

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