『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録02:9頁
人類の進化とは実に不思議なものである。
それは進化しようと努力して進むものではない。
時の進行とともに、それまで最善だと錯覚していたことが、
どうも具合が悪くなってきて、
どうしても改善するしかなくなる。
ところがそれに反発する保守派がいて、
改善に反対して抵抗する。
その抵抗が武器を使うまでにエスカレートするとテロになり戦争になる。
反対に穏やかに知恵で改善する者は、
苦労はするが生き残って、さらなる発展を迎える。
まず「つまずき(躓き)」があってから、
工夫が始まるのが人類の進化なのである。
それがなぜ不思議か?。
動植物は、恐竜に例をとると、何かの原因で自然環境が激変して、
それまでの日常生活が躓くと、
そこで食物の奪い合いが始まって弱肉強食=人間でいえば戦争が起こり、
やがて勝ち残ったはずの勝者もまた死滅してしまった。
これが6500万年前に現実に起こった恐竜絶滅である。
人類の祖先は、その過酷な時代を小さな身体で生き残り、
さらに高い知能を備えた現在の人類に成長した。
恐竜と同じ巨大災害に遭いながら生き残ったのも不思議なら、
恐竜を超える頭脳を造り上げたのも不思議。
さらに昔の人たちは進化しようと努力したのでなく、
ぶつかった難局に合わせて、粗末な対策を講じただけなのに、
ここまで進化することができた。
人類の進化は、こうした不恩義に満ちているのである。
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『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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