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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:756頁
第十二章 大国神と大物主神
大物主神の奉祭氏族:登美族(7)
dvāra は門、戸の意味で、また「杭」 で穴の概念を持つ。
穴は「空虚、空」であるが、
「寝屋」は旧語で「寐屋(とこや)」であり、
これは「空虚」の語義の tucchya の音写とみられ、
同語は延喜式神名帳の讃良郡に記載されている
現四条畷市南野に鎮座する御机(みつくえ)神社の祖語でもある。
これは「湟」でもある。
その四条畷市(旧讃良郡)の東端に田原があり、
奈良県生駒市に亘って田原地域が広がる。
田原は dvāra の音写であり、
ドヴァラカ族の勢力の拡大地域がある。
そして奈良市西部の登美、富雄など
饒速日命の妃となった登美夜毘売命の勢力地となり、
田原本町(長髄彦)、桜井市とその勢力範囲が広がっていたのである。
「生尾人」は
メソポタミアの水棲動物アネスを想像させると述べたが、
ヤーダヴァ族の祖名である yadu は yadas に依るもので、
まさに水棲動物そのものである。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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