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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:757頁
第十二章 大国神と大物主神
大物主神の奉祭氏族:登美族(8)
『古事記』の記す生尾人は登美族にして
ヤーダヴァ族で三嶋湟咋も
ヤーダヴァ族にして登美族である。
なお、「田原」は「クワラ」であるが、
紀元7世紀に現在のタイ国のバンコク辺りに
ドラヴァティ dvāravati 国がモン族に依って建てられた、
その呼称はその後北方の中国方面から南下したタイ族に依って
「タワーラワティ」と呼ばれており、 dvāra を
「タワーラ」とする共通の表音的性格がみられる。
讃良郡が属するのは河内(カワチ)郡だが、
この「コウチ」もヤーダヴァ族の持って来た用語で、
śarra (佐良良、讃良)と同じくサンスクリット語の
「五座」を表わす kota 「支配者」の ksi- と関係し、
セム語の kussu (五座)、シュメル語では kuś (牧夫)であった。
紀元4世紀になってメソポタミアで同居していた
セム語を解するイスラエル人の一族秦氏が隣人となる。
寝屋川市に太秦の地名がある。
ヤーダヴァ族は本来ユダヤ族(アブラハム)と同じく
月神崇拝者(月種)であったが、
クリシュナの父がヴァスデーヴァ(vasudeva)の時代に
太陽神崇拝(日種)へと転換した。
依って古代の日本へ渡来した人々は日種であった。
Vasu-deva の deva は「神」を表わすが、
Vasu は極めて重要な用語である。
「善い、財貨、富」ではあるが、特に「光線」を表わし、
その動詞 Vasu は「夜が白んで明るくなり」「輝く」ことで、
「夜明け」に適用される。
Vasayati は「輝かせる」、
vi-vāsayati は「光る、夜が明ける」となる。
このようにヤーダヴァ族(登美族)の日神崇拝は
夜明けの暁光に対する崇拝である
寝屋川市の中心に初町があるが、
「初」は vasu の転写で隣りに日之出町がある。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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