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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:731頁
第十二章 大国神と大物主神
大物主神(1)
本書において「大物主神」がインドラ神であることを
最初に述べたのは
第11章の「大江戸:塩土老翁の鎮座地」であった。
大神神社の鎮座する「桜井」がインドラ神の尊称である
śakra に依るものであることを示した。
サンスクリット語の同語は本来の意味を
「力のある、強い」の語義で、
天界の最初の支配者に対する尊称である。
因みに「井」は磐余池(いわれいけ)のことであるが、
「磐余」は「伊波礼」と訓み、これもサンスクリット語の
hvāra の転訛で「曲がりくねっているもの」の語義で
蛇を表わすが、その動詞の Hvr , hvarate は
「曲がる、降りる」、曲がって行かせる」で
「さまよう」を意味する。
磐余の地は『日本書紀』が
神武天皇が来る以前は片居あるいは片立といったと述べているが、
「片」は kāta(khāta) で「池、井、穴」を表わす。
神武天皇は「神倭伊波礼毘古」とその和名を称するが、
その東征をいったもので
「さまよう」あるいは「降臨」を表現したものである。
Hvāra が「イワレ」となった理由は havala が「阿夫利」になったり、
hava が「阿部」になった例と同じである。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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