『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録10:18頁
「隅田正会員の寄稿」
当面の問題として簡単な答えをあげると、
「品陀和気=シナトワケ」と読むのである。
二番目に出てくる品陀真若王もホンダマワカ王ではない。
真若=シンジャクであり=朱雀であり、シナトシジャクと読む。
こう読めばこれも意味が透明になるであろう。
(中略)古事記
上っ巻のはじめに出てくる風の神=志那都神である。
応神天皇は志那都神の系譜をその体内に持っていることになるが、
この事実は二重、三重に深い意味がある。
(中略)紙数に限りがあるので、ここに記述することは無理なので控えるが、
二人の応神天皇に当てた、紀記や歴史資料の全縞に、
この本牟智=シナトという考えを当てはめていただきたい。(中略)
古事記 中つ巻 神武天皇記の冒頭をみてみよう。
神倭伊波札毘古命その同母兄五瀕(いろせいつせ)命と二柱と書き出している。
同母兄は従来読みでは解らないが、同母兄=トモエと読むとすぐ解る。
五瀬(いつせ)=イセ=伊勢でもあるが、
神風の伊勢~とあって枕言葉なるものが出てくるが、
(中略)五瀬(いつせ)=イツセ=イセ=伊勢=風=五瀕=カゼの
図式が正しく理解出来るであろう。
同母兄五瀬の命=トモエカゼの命である。
上記が解ってみると応神天皇の名乗りに大鞆和気が入り、
トモエ・巴の意味が風と共にあることも
よく理解出来るであろう。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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