2010年7月25日日曜日

『風の神』だった応神天皇!

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録10:18頁

「隅田正会員の寄稿」

当面の問題として簡単な答えをあげると、

「品陀和気=シナトワケ」と読むのである。

二番目に出てくる品陀真若王もホンダマワカ王ではない。

真若=シンジャクであり=朱雀であり、シナトシジャクと読む。

こう読めばこれも意味が透明になるであろう。

(中略)古事記 

上っ巻のはじめに出てくる風の神=志那都神である。

応神天皇は志那都神の系譜をその体内に持っていることになるが、

この事実は二重、三重に深い意味がある。

(中略)紙数に限りがあるので、ここに記述することは無理なので控えるが、

二人の応神天皇に当てた、紀記や歴史資料の全縞に、

この本牟智=シナトという考えを当てはめていただきたい。(中略)

古事記 中つ巻 神武天皇記の冒頭をみてみよう。 

神倭伊波札毘古命その同母兄五瀕(いろせいつせ)命と二柱と書き出している。

同母兄は従来読みでは解らないが、同母兄=トモエと読むとすぐ解る。

五瀬(いつせ)=イセ=伊勢でもあるが、

神風の伊勢~とあって枕言葉なるものが出てくるが、

(中略)五瀬(いつせ)=イツセ=イセ=伊勢=風=五瀕=カゼの

図式が正しく理解出来るであろう。

同母兄五瀬の命=トモエカゼの命である。

上記が解ってみると応神天皇の名乗りに大鞆和気が入り、

トモエ・巴の意味が風と共にあることも

よく理解出来るであろう。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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