2010年7月5日月曜日

九州全域を分割支配していた応神政権

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録09:28頁

<息長>は<オキナガ>と読まれるが、

沖縄発音<ウチナー>、<沖縄>を<ウチナー>と読むのと同じである。

また沖縄には<翁長>と書く姓があるから、

<沖縄>と<息長>は切っても切れない関係にあることがわかる。

しかし私たちは、<息長>は<ソナカ>に対する当て字で、

それが<ウチナー>と読みかえられたものに、

はるか後世の元禄時代に

新井白石が<沖縄>と当て字した事実を知っている。

応神妃の<息長真若中比売>はその古い沖縄を名乗りにもっている。

応神朝の南方圏の範囲がわかる。

糸井比売は伊都(佐賀)または怡土(いと)郡(福岡県糸島郡の古名)。

「井・イ」は古代に我が国に入っていた

マレー語で「王」を意味する称号だったから、

いずれにしても九州北部を領地に与えられていたか、

管轄していた女王を意味する名乗りである。

日向泉長比売の日向は、

4~5世紀当時は大隈から宮崎県を一丸とした広域で、

<泉>は<出水>、

<長>は<長島>から<長崎>だと考えられるから、

これまで見てきた后妃の所領の残りの大半を意味しているとみると、

応神政権の支配範囲が九州全域に及んでいたことになる。

迦具漏比売。

この<カグロ>は<神楽を意味する神事担当の職名>にもみえるが、

母音の<オ>を発音しない人々の名ではない。

<漏>を<満>にすると<カグマン>で、

<カグッマン>(鹿児島の)という大隈語の当て字になる。

南九州人ならすぐ気づくが、

<太安萬侶>は<漏>の誤りに気づいていない。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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