『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録16:15頁
誤解はないと思うが、念の為に申し上げておくと、
以上の一致点はその名詞のギリシャ語の「意味の部分」ではない。
ギリシャ語の名前の「発音の部分」が、
日本では日本語として別の意味をもったのである。
これはその名詞が我が国に入ってくる前には無かった言葉が、
その名詞が移住してきて、
別の意味をもつ新らしい名詞にに生まれかわったのである。
この考え方が正しいかどうか検討するには、どうすればいいか?、
それもお話ししてみよう。
ハルとセットになる日本語は夏、秋、冬である。
春がハルモニアが語源だとすると、
他の3つはいつ生まれたのか?。
それは古来、日本列島に土着していた先住民の縄文人が、
すでにもっていた言葉=原日本語だったのであろうか?。
ナツは娜津(なつ)と、
アキは安芸(あき)と、
フユは夫余(フユ)と同じ発音をもっている。
暑い季節は南、
寒いところは北だから、
春秋はその中間になければならない。
春に当たるのはどこだろう?。
安芸を広島とすると、
娜津は福岡だから同じ緯度にあって夏には合わなくなる。
その辺りには春がなければならないが、
福岡市中央区と北九州市に春吉があり、
福岡市博多区に春町がある。
また読み方はカスガだが文字はハルの春日市は、
福岡の南に隣接する市だ。
すると沖縄の那覇も海に面した都市だから古代には那津(ナツ)で、
朝鮮半島の夫余(フユ)といい対象になる。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
歴史学講座『創世』
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