『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録16:4頁
ポセイドンは豊穣の女神・デメテルに一目惚れして、
彼女を喜ばせようと河馬やキリンやロバなど様々な動物を造ったが
皆、女神の気にいらなかった。
しかし諦めずに試作品を造り続けた結果、
ついにデメテルが、
うっとりする美の極致の動物が出来上がった。
馬である。
古代日本人はこの話をよく知っていたのである。
なぜなら百済はポセイドンへの当て字である。
それがクダラという発音ももっている。
クダはマレー語の「馬」だから、クダラとは「馬の国」だ。
これは古文では「馬津国」と書き、マツラと読む。
これは『魏書倭人章』に末廬国と書かれた国と発音が一致し、
今の佐賀県と長崎県にまたがる松浦地方であることも、
帯方郡使がやってきたコースの記録で、
完全に証明されていて疑う余地がない。
そのコースを北へ逆行すると朝鮮半島南西部に着くが、
そこは当時、
馬韓国だったことが『魏書・東夷・韓章』に記録されている。
馬韓国は「マガラ」と日本語読みすると、
初めて正確な意味がわかる。
「馬ガ国」すなわち馬の国で、
後世、植民地百済になったことも疑問の余地はない。
百済も末廬国も松浦も馬韓も、
全て同じ馬の国だったのである。
百済がなぜ?馬の国だったか、それはこの、
ポセイドンと馬との切っても切れない関係を教えたギリシャ神話が、
当時の我が国で周知のものだったからに、ほかならず、
そうでなければ絶対に生まれるはずのない複数の地名・国名群と、
その相互関係だったのである。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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歴史学講座『創世』
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