2011年2月9日水曜日

史実だという証明が完全に揃っている証拠群

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録15:31頁

五彩圏と同じ発想の「方位を示す国名」が、

日本語発音でついていた。

それは

東に倭国、

西に新羅、

南に明(アケ)の宮=鹿児島、

北に高麗という配置にピッタリ合致していた。

それだけでなく、

その語源はギリシャ神話に登場する神名だったのである。

ウラノスは神々の先祖で、

クロノスの父、

クロノスは「時の神」でゼウスたちの父。

アケロオスは河川や湖沼を支配する「水神」で、

南をミナミというのは

「皆水・皆海」に合うから鹿児島産の言葉だと解る。

シレノスは牧神パンの子で、下半身は馬。

馬津羅(マツラ)(松浦)や馬韓の支配者にふさわしい。

さらにその配置によって、

これが何時の時代のものかすぐわかる。

それは応神天皇の軽の明の宮=鹿児島神宮時代のものである。

この時、

確かに朝鮮半島北端以北に高句麓があり、

この南北線の東に倭国=四国があり、

西の筑紫すなわち北部九州に、

新羅の前身・白日の国と馬津浦=松浦があった。

それは今の地図を熟知している私たちの眼から見れば

歪(いびつ)に見えるが、

古代の観念的な東西南北には、

完全に合っているのである。

このことだけでも、

これまで私がお話ししてきたことが、

真実だったことが証明されて、

不足なところがない。

ことに応神の都は南と鹿児島という2つの限定詞がついていて、

そのどれにも合わない奈良県の軽は、

応神天皇の皇居としてはニセ物だと断定できるのである。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
歴史学講座『創世』
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