2011年2月7日月曜日

もう1つギリシャの神名を使った東西南北の国名

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録15:30頁

ここまでくると、

その五彩圏と大国主の関係を熟考しなくてはならない。

五彩圏の国名はギリシャ語がそのまま日本語になっていたが、

その「東が青、西が白、南が赤、北が黒」の配列は、

現存する古代ギリシャ地名がもとになっていた。

ところが、もう1つ、

ギリシャの神名が基礎になったものがある。

それがわからないと、

応神天皇の全てがわかったとは言えないのである。

大国主の語源はウラノスだということはお話しした。

この「ウ=大」は別の日本語では

「大=オオ=アウ=青」で、

青木をオオギと発音する。

オオはまた倭でもある。

青は東、

すると西は?。

西はシレノスである。

「白い」を南九州語で「シレ」というからシレノスは「白主」である。

これは沖縄語に訳すと「シラヌシ=新羅主」になる。

南は赤だが南九州語では「赤い」を「アケ」という、

天武朝の年号「朱鳥」をアケミトリと読んだのは

天皇家が南九州人だった証拠である。

この名はアケロオスに合う。

これは沖縄発音ではアカルウシで

「明る大人」とも「赤ヌ御主」とも書ける。

これは応神天皇の皇居が「明宮」なのは南国を意味し、

その当て字の「阿鹿児と軽」はまた、

赤子と「鹿児=カグ=赫=輝やく」で

「輝やく国=赫之国(シマ)=鹿児島」を意味していたのである。

これに対する北国は黒の国=高麗・句麗でクレ。

標準語ならクロだから

語源はクロノス=黒主だったのだ。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
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