2010年2月22日月曜日

日本古代王族の婚姻系譜(2)(3)

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録04:8・9頁

 出典:言語復原史学会・正会員:柿本一征

     柿本一征(かきもとかずゆき) 言語復原史学会正会員

  拙論一覧

 1 倭国連邦の興亡(上)  一女子が王になるまで

 2 倭国連邦の興亡(下)  大海姫の解明(吉備楯築弥生墳丘墓被葬者の特定)

 3 抜奇勢力出雲上陸の基礎的解明(「スサノオ神話」の解釈を含めて)

 4 卑弥呼一族の系譜解明

 5 列石遺跡築造の時期と勢力の解明

 6 ホケノ山古墳被葬者の特定(金味鄒の解明)

 7 「七支刀」は同時代遺物なのか? ━故国原王、近肖古王に至る系譜解明━

 8 日本古代王族の婚姻系譜(本稿)

 日本古代史関係の本を読むと、随所に「系譜」の紹介が見られる。

 それは、多くの場合「異世代婚」である。

 異世代婚とは、自分のおば(父母の姉妹)との結婚、

 あるいは姪との(兄弟柿妹の娘との)結婚である。

 現実問題として、世代として自分の娘のみならず、

 孫の世代にあたる女性と結婚して子供を設けることはあり得るし、

 事実としてもそういうケースは少なからずあった。

 日本古代史の場合、

 ただ「娘の世代の女性」「孫の世代の女性」というのではなく、

 必ず、「姪」「甥、姪の娘」になっている(男性からみて)。

 他方、(これから解明していくように)

 対婚━互いに相手の姉妹と鈷頼する(男性側からみて)形式がある。

 この場合は、

 全く別系統の氏族との関係というのではなく(そういう場合もあったろうが)、

 兄弟柿妹の相互間の息子、娘においてである。

 これは、言い換えると「いとこ婚」ということになる。

 男性側からみて、おじおばの娘との結婚が「いとこ婚」である。

 日本古代史にみられる「異世代婚」は、

 この「いとこ婚」のことだったのではないか?

 という着想のもとに、系譜の復原を試みてみると、どうやら現実問題として、

 古代の王族達はそういう婚姻形式を守り続けたようである。

 以下、「いとこ婚」がおこなわれていた

 という想定のもとに、古代王族の系譜復原を試みてみたい。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
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ウワイト
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