2010年2月7日日曜日

『記・紀』の当て字は筆者の思いつき作品

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録03:17頁

卑弥呼をヒロインにして小説のように論文が書けるか?考えてみよう。

実例をご先にいれながら何が必要か具体的に検討して進むことにする。

これまでお話しした確定的なデータを使って、

卑弥呼の誕生から描いていくと、どうなるか。

まず名前が問題になる。

講義録31で詳しくお話ししたことがここで役に立つ。

彼女が生まれた時につけられた名は、

ギリシャ語の agape で沖縄ではアガフイと訛った。

その意味は「(聖い)愛」のことで、今も人気のある「愛ちゃん」だった。

このアガフイが、

大隅語でアカイ・

薩摩語でアケ・

標準語アカ・

種子島語アーイと変化するにつれ、

様々な言葉や地名を生み出したことも、リストにしてご覧に入れた。

彼女のいちばん最後の名である卑弥呼という当て字も、

この愛の名が生んだパーリ語のペマカに対するものだったことも、

もうよくご存じの通りである。

そのときお話しできなかったので、ここでつけ加えるのは、

その他の彼女の名乗りについてである。

「崇神天皇紀」に倭迹迹日百襲姫、

「崇神天皇記」に夜麻登登母々曽昆売と書き、

「神功皇后紀」には気息足姫

「神功皇后記」には息長帯姫と書かれている。

一見してわかるとおり、

これらは全て、

『記・紀』筆者の思いっきによる当て字にすぎず、

本人が使っていた文字ではない。

当て字が絶対的なものでないとわかる良い証拠である。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書"
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明

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