2012年12月20日木曜日

史学の証拠になるもの、ならないもの



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録36:19頁

 《史学の証拠になるもの、ならないもの
 「史学の証拠になるもの、ならないもの

 現在、イスラエル人が頭に着けているからといって、

 それで「兜布はイスラエル人のものである証拠だ」という類いの論文に、

 よくお目にかかるが、その程度ではいけないということが、

 このフェニキヤ海人のものだった、という結果でよく解る。

 それは少し考えれば当然のことで、

 いま私たちは洋服を着ているが、

 先祖は西洋人だという証拠にはならない。

 これと同じことは、辞書や百科事典でも起る。

 この兜布とは何なんだろう?と辞書を引くと、

 「修験者のかぶる小さい頭巾。

  山中遍歴の際、瘴気に触れるのを防ぐ為に被るという。

  法身不変を表示する黒白の布で造り、

  十二因縁に象って十二の襞(ひだ)を設け、

  紐で顎に結びとめる」と書いてある。

 だが、それは頭巾にしては余りに小さく、またなぜ?
 
 頭を覆わずに額に着けるのか?という肝心の理由が書いてない。

 ところが、

 私たちは、それは海人たちのものだと知っから、

 この疑問にも正しく答えることができる。

 沖縄の語源・ウチナーは大天で天竺、すなわちインドから来ているが、

 そのインドの海に注目すると、海の聖獣はマカーラである。

 これは神々の王・ビシュヌーの化身の一つだが、

 その特徴は額にある一本角である。

 中国ではその一本角が死者を護る象徴とされ。

 人面や獣の頭につけられた副葬品が多数出土している。

 《海の聖獣はマカーラ
 「海の聖獣はマカーラ

 《一本角
 「一本角

 《パーリ語辞典
 「パーリ語辞典

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 
 『言語復原史学会:画像』

 『My ブログ』
 古代メソポタミア
 歴史徒然
 ウワイト(倭人):大学講義録
 ウワイト(倭人)大学院講義録 
 オリエント歴史回廊(遷都)
 古代史つれづれ 
 古代史の画像
 ネット歴史塾
 古代史ブログ講座
 ネット歴史塾
 ひねもす徒然なるままに    
 「終日歴史徒然雑記」
 「古代史キーワード検索」

 『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP』事務局長:金原政敏         

 『検索』
 GoogleWeb検索
 Google画像検索
 YahooWeb検索
 Yahoo画像検索
 翻訳と辞書
 リンクフリー〔UTF-8 対応版〕

 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状
 装飾古墳

0 件のコメント: