2012年6月13日水曜日

スサノオ伝承と21世紀の伝統保護者の責務



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録29:22頁

 《スサノオ伝承と21世紀の伝統保護者の責務
 「スサノオ伝承と21世紀の伝統保護者の責務

 しかし垂仁天皇は高句麗<山上王>として、

 魏の侵略を身をもって体験した衝撃から、

 卑弥呼仏教が反対する軍備と男王制とを主張して、

 遂に姉・<卑弥呼>と正面衝突してしまった。

 これが『魏書倭人章』が書く「不和」なのである。

 そしてやむなく武力で

 卑弥呼平和主義政権を倒して<邪馬壹国>政権を樹立した。

 しかし愚民懐柔政策として、

 外観だけは<壹與>を立てて女王制を装った。

 この間(かん)の史実を赤裸々に書くことをためらったから、

 古代からの神託を活用して<卑弥呼政権>を<八俣大蛇>と表現し、

 <位宮>は<スサノオの尊>という別名で、

 首都が<邪馬壹国>の新倭国建国史を書き残した。

 そこには戦争か平和か?という、

 <アレクサンドロス>の両親以来の、

 血の滲む理想論争の史実が籠められていたのである。

 怪力をもったヒーローが

 1つの身体に8つの頭をもった怪物を物の見事に退治した!

 という幼児向きの童話や、

 未開インディアンの神話なんかではない。

 『神話だ』『伝統』だといっていい気になって愚行を改めずにいるのは、

 先祖や天皇家に対して恥辱を与え続けることである。

 良い伝統や伝承は、確かに保存する必要があるが、

 それにはこうした正しい説明が必要である。

 それが欠けていては、

 我が国と国民が

 理由(ゆえ)なき軽蔑をうけさる犯罪行為なのだということを、

 真剣に熟慮し、

 よく認識して直ちに改善するのが、

 21世紀の伝統保護者の実行すべき責務であり急務なのである。

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 
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