ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2012年6月11日月曜日
古事記』は『書紀』の難字を読み易くしたもの
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録29:20頁
《『古事記』は『書紀』の難字を読み易くしたもの》
「『古事記』は『書紀』の難字を読み易くしたもの」
これはその歌謡に使われた文字を比較しても簡単に証明できる。
神武天皇の歌謡中、
最も有名な「撃ちてしやまむ」の歌は。
一部分、違っているが大半は同じだから見比べてみよう。
読み 「オサカノ オホムロヤニ ヒトサハニ イリオリトモ ヒトサハニ
キイリ オリトモ ミツミツシ クメノコラガ クプツツイ
イシツツイモチ ウチテシヤマム」
『日本書紀』「於佐箇迺 於朋務露夜珥 比苔瑳破而 異離烏利苔毛 比苔瑳破而
枳伊離 烏利苔毛 瀰都瀰都志 倶梅能固邏餓 勾鶩都々伊
異志都々伊毛智 于智弖之夜莽葬務」
『古事記』 「意佐加能 意富牟盧夜尓 比登佐波尓 伊理衰伊登母
美都美都志 久米能古 賀 久夫都々伊
伊斯都々伊母知 宇知弖斯夜麻牟」
『古事記』の用字は、
『日本書紀』の原文を、
難しい文字だけ、
馴染みのある文字に書き変えてあることが一目見て判る。
これは『日本書紀』の
「活目入彦五十狭茅」という当て字では、
カツモク・ニュウゲン・ゴジュウ・セマカヤと
読みかねない文字を
「伊久米伊理毘古伊佐知」と
一字一音ずつの振りガナ化して
読み方を教えている事実と併せて考えてみると、
『古事記』とは、
『日本書紀』を読んで、
難しい当て字を読み易く訂正したものだと判る。
だがそれが不正確で、
正しい名乗りではないから、
史実を伝える原典ではないと判るのだ。
『参考』
『言語復原史学会:Web』
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