2014年8月4日月曜日

埼玉・鹿島:剣持神の国(6)大彦命の系譜③

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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:711頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 埼玉・鹿島:剣持神の国(6)大彦命の系譜③

 この彦屋主田心命、彦屋主思命と表記された

 「田心」「思」の混乱は、その神社名にある「高屋」 に原因がある。

 高屋は谷の南方にの地名「高家」と同音で、

 そこにある高田神社の名を地名とする「高田」が

 阿部に接して谷と高家との間にある。

 高家(屋)、高田名はサンスクリット語の tarkyati(te) を祖語とする。

 高家は tarkya- 、高田は tark-ti(te) の音写である。

 語義は「想像する、~を思う」で、

 漢訳は「思度」とされ「思」を表わし、

 祭神名の「心、思」に該当するのである。

 tark- はドイツ語の denken 、英語の think に当たる。

 この思念の意味は

 阿部地区にある仏教寺院文殊院の名にも反映されている。

 サンスクリット語の単語が二つの地名に分化している例は

 śakthimat が「佐古田・持田」、samkrama が「寒川-倉見」と

 なっていることなどを紹介そた。

 この「思」は citta 、本書の「はじめに」で紹介した。

 「大智度論」の智度(思考、思想、智恵) と同義で、

 高田の東側の地名「下」の祖語である。

 このことにより、祭神名「屋主思」「屋主田心」問題は

 「屋主田心」が有理のようだ。

 「心」は「太男心」の表記にも合う。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱


 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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