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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:711頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(6)大彦命の系譜③
この彦屋主田心命、彦屋主思命と表記された
「田心」「思」の混乱は、その神社名にある「高屋」 に原因がある。
高屋は谷の南方にの地名「高家」と同音で、
そこにある高田神社の名を地名とする「高田」が
阿部に接して谷と高家との間にある。
高家(屋)、高田名はサンスクリット語の tarkyati(te) を祖語とする。
高家は tarkya- 、高田は tark-ti(te) の音写である。
語義は「想像する、~を思う」で、
漢訳は「思度」とされ「思」を表わし、
祭神名の「心、思」に該当するのである。
tark- はドイツ語の denken 、英語の think に当たる。
この思念の意味は
阿部地区にある仏教寺院文殊院の名にも反映されている。
サンスクリット語の単語が二つの地名に分化している例は
śakthimat が「佐古田・持田」、samkrama が「寒川-倉見」と
なっていることなどを紹介そた。
この「思」は citta 、本書の「はじめに」で紹介した。
「大智度論」の智度(思考、思想、智恵) と同義で、
高田の東側の地名「下」の祖語である。
このことにより、祭神名「屋主思」「屋主田心」問題は
「屋主田心」が有理のようだ。
「心」は「太男心」の表記にも合う。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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