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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:719頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(7)阿部氏の「多」⑥
登美毘古が、阿部氏の本拠地に居たことは
谷地区の東方桜井を隔てて
外山(とび)があることにより推測できる。
外山と表記して単に「トビ」と呼ぶ。
これを「トビヤマ」と読むと、
登美毘古の妹登美夜毘売の名称となる。
「トビヤ」はサンスクリット語の dvi-ja で「鳥」を意味する。
現在そこに鳥見山があることに係わる。
dvi-ja の本義は「二度-生れる」で、
親鳥から生れた卵から再度生れる理由から鳥をいうものである。
この dvi(二、英語のtwo、ドイツ語のzwei)を
語幹とした用語に dvipa がある。
これまで jambu-dvipa (閻浮提)の構成用語として
紹介したものだが、本義は dvi-apa で「二つの川」の間で
「洲」を意味する「島」を表わす。
桜井市はかっての磯城郡のうちで、
外山の北半分は「磯城島」のうちにある。
この「島」こそ dvipa(dvi-apa) である。
三輪山の麓を流れる大和川と粟原川の
二つ(dvi)の川(水:apa)の間の地の意味であり、
「トビ」で登美毘古の本拠地と考えられる。
外山と阿倍の近さから安部氏族は
この登美毘古あるいは登美夜毘売の勢力を
継承した勢力と判断してよいと思う。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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