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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:720頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(7)阿部氏の「多」⑦
三輪山の東側にある「出雲」が示すように
三輪山の大己貴命(大国主命)の信仰には
現在の島根県の出雲族とも深い係わりがある。
杵築大社(出雲大社)の古い奉祭氏族である富(とび)氏は
登美毘古の「トビ」と同声であるが、
その関係は史料ではよく解らない。
しかし、現在の松江市、八雲村、東出雲町の辺りは
かっての意宇郡であり、意宇は「於保」と訓まれ、
その祖を桜井市の「生尾人」と同じくするものとみられる。
東出雲町の出雲郷は現在でも「アダカエ」と呼ばれている。
域内に阿太加夜神社が鎮座し、
地名呼称はその神名に依るものではあるが、
意宇に居住した種族がアダカエ、サンスクリット語の
ādi-gaya(太初の種族)と解釈できるからである。
同社の祭神は出雲国風土記に載る
「阿陀加夜努志多伎古毘売命」で、
簸川郡多伎町の多伎神社(多伎)、
多伎芸神社(口田儀)に祀られている。
阿陀加夜努志は「太初種族の主」で、
出雲神話を考えれば「大国主命」を謂っていると考えられる。
多伎(多岐)は解説を除くが、「生尾人」であり、
芸とは邇邇芸命の「芸」と同じく古くは勾玉であったが
後には竹玉(たかたま)と変化した祭儀のための供献物を表わす。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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