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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:709頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(6)大彦命の系譜①
稲荷山古墳」出土の鉄剣に刻銘された上祖意富比垝は、
『古事記』の「大毘古命」、『日本書紀』の「大彦命」と
理解されている。
だが、第2代の「多加利足尼」以下の名は記紀の系譜にみえない。
『古事記』「孝元天皇」条に
「大毘古命の子、建沼河別命は阿部臣等の祖、
次に比古伊那許士別命」、
また同「崇神天皇」条に
「大毘古命の女御真津比売命を娶って、生みませる御子、
伊玖米入日古伊佐知命」とある。
『新撰姓氏録』には
「背立大稱腰命、波多武日子命、紐結命、得彦宿禰」ともあるが、
鉄剣の第2代の名はここにもない。
だが、これらの中に「杖刀人」の名に当たる尊名がないかというと、
『古事記』の比古伊那許士別命、
『新撰姓氏録』の背立大稱腰命の系図にその痕跡をみることができる。
その、「背立」は前玉、忍立、足立と同義で、「剣持、杖立」を表わす。
「背立」はサンスクリット語の śastra の転訛で「剣、杖」を意味する。
Śas は動詞形で日本語の「刺(さ)す」である。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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