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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:721頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(7)阿部氏の「多」⑧
出雲郷の東隣の揖屋町は「生尾」と通じ、
意宇が大国主命を奉祭した
富氏の勢力範囲であったことを示す。
富氏の奉祭する出雲井神社は
現在出雲大社の地に出雲国造の創設後に
移されたことはよく知られるところである。
簸川郡簸川町に現在富村(とびむら)があるが、
その地は斐伊川の湾曲した位置にあり、
川(水)に巻かれる地形にあるが、
古くは斐伊川と宍道湖の間にあった。
その西北側に出雲国風土記にもある鳥屋神社が鎮座する
鳥井地区がある。
これは dvi-ja の転訛で、
桜井市の外れ、磯城島とその様子がよく似ている。
以上のような考察から、
大彦命の系譜では稲荷山古墳の鉄剣に現れる
「多」は、神八井耳命を祖とする「意富臣」系列とは全く違う。
大和盆地にいた最も古い(太初)氏族「生尾人」の系列にあるものと
知ることができるのである。
因みに出雲風土記「出雲郡」の最後に記述されている
役職者名の中に「少領外従八位下太臣」とある。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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