2014年8月28日木曜日

大国神と大物主神(4)

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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:728頁

 第十二章 大国神と大物主神

 大国神と大物主神(4)

  この状況について『日本書紀』は次のように語る。

   時に神(あや)しき光海に照らして、

  勿然(たちまち)に浮かび来る者あり。

  「如(も)し吾在らずは、

  汝何ぞ能く此の国を平(む)けましや。」

  是の時に、大己貴神問ひて曰はく。

  「然らば汝は是誰ぞ」とのたまふ。

  対(こた)へて曰はく、

  「吾は是が幸魂奇魂(さきたまくしたま)なり」といふ。

  大己貴の曰はく「唯然(いひ)なり。

  廼(すなわ)ち知りぬ。

  汝は是吾が幸魂奇魂なり。

  今何処にか住まむと欲(おも)ふ」とのたまふ。

  対(こた)へて曰はく、

  「吾は日本(やまと)国の三諸山に住むと欲ふ」といふ。

  故、即ち宮を彼処に営(つく)りて、就(つ)きて居しまさし。

  此大三輪ノ神なり。

  ここでも

 「神しき光海に照らして忽然に浮かび来る者」を

 大己貴神の幸魂奇魂として、

 三輪山に住む大三輪神としてその尊名を明さない。

 しかし、その一書は次のように記して、

 大物主神の名称を記載する。

   大国主神、亦の名は大物主神、亦は国作大己貴命と号す。

  亦は葦原醜男と号す。

  亦は八千戈神と曰す。

  亦は大国主神と曰す。

  亦は顕国玉神と曰す。


《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
 

 
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ 

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