ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年4月27日土曜日
ははき木(3)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:2頁
はじめに:ははき木(3)
阿智村智里こそは長野県の呼称信濃あるいは科野<シナノ>という
名称の起こる大元と考えられるのである。
智里はかって智里村といっていたが、
その鎮守として昼神地区に阿智神社が前宮奥宮に分かれ祀られている。
平安時代十世紀の延喜式神名帳に記載されている古い神社で、
祭神は八意思兼(やごころのおもいかね)命、天表春(あまのおもはる)命が
主神として祀られている。
思兼神は、日本書紀の天石窟戸(あまのいわやど)、
邇邇芸命(ににぎのみこと)の天孫降臨の段に登場する
八百萬神(やおよろずのかみ)中第一の智恵神である。
古事記においては
邇邇芸命の天孫降臨の段の常世思金(とこよおもいかね)神と称され、
高木神からは
「思金は前(さき)の事取り持ちて、政(まつりごと)を為(せ)よ」と託され、
また、「高御産巣日の子、思金神命」と表されている神である。
高木神と高御産巣日神は同神として知られる。
風土記逸文にみえる「その原」は園原で
智里から神坂峠へ向かったその半場に位置するが、
そこからさらに横川川を遡った山峡横川地籍に安布知神社が鎮座する。
祭神は阿智神社と変わらない。
《Key Word》
阿智神社
延喜式神名帳
八意思兼(やごころのおもいかね)命
天表春(あまのおもはる)命
天石窟戸(あまのいわやど)
邇邇芸命(ににぎのみこと)
天孫降臨
八百萬神(やおよろずのかみ)
古事記
常世思金(とこよおもいかね)神
高木神
思金神命
高御産巣日神
風土記逸文
「その原」園原
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