『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録40:3頁
「邪馬臺国は九州か大和か」という
「所在」 を明記した「決め手記事」が、
『 魏書倭人(ウワイト)章』の中に40以上もあり、
そのことごとくが南九州を示しており、
またそれを傍証する記事が
『記・紀』にもあることはご納得戴いたと思うが、
まだ全部を検証し尽くしたわけではなく、
最も重要なものが残っており、
『三国史記』にも補強する記事があるので、
それらを省略したままでは後でお叱りを受ける。
先ず『 倭人(ウワイト)章』の、
その補足からお話しして行こう。
「連続読み」完全消滅
原文は「南 至 奴国 百里」と書いてある。
「南へ行けば奴国に着く。そこまで百里ある」だが、
これは単に「南に奴国が在る」ではなくて、
「伊都国から何処も経由せずに直行できる」という意味である。
途中他の国を経由するのなら前の韓国の様に
「○国を歴(へ)て」と書く。
なのに「大和説」は
「伊都から奴へ行き不弥へ行き投馬へ行き、
更に東に行くと邪馬壹国に着く」
と読むという。
それなら
「歴奴、歴不弥、歴投馬、到邪馬壹国」
と書いてなければならないのに、それがない。
だがこれを抜きにしても「大和説」式の連続読みでは、
既に解決済みの「投馬=薩摩」から、
南へ十日も船で行って上陸した後、更にーカ月陸行して、
やっと都市に着くような大きな陸地は奄美にも沖縄にもない。
「連続読み」は全滅で、
それが唯一の拠り所だった「大和説」の復活は、
もう絶対にない。
出典:Wikipedia:ベルンハルド・カールグレン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3
出典:Wikipedia:加治木義博 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%B2%BB%E6%9C%A8%E7%BE%A9%E5%8D%9A
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
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「アッシリア学」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
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「フェニキア」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
「古代エジプト」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
「ヒッタイト」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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