『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録39:9頁
『行程で確かめる』
だが魏使は右折して激流を乗り切り、
狗邪韓から対馬が千余里、
対馬から一大までが千余里、
さらに干余里で、やっと末盧に着く。
この間、朝鮮海流、対馬海流、大海という意味の名
「瀚海」をわざわざ付けられた、
荒海で有名な玄海灘の三大難所を、
死を覚悟して次々に越えなければならないのである。
奈良へ行くのなら、
何故?そんなにまでして九州へ行く必要があるめか?
理由がなければならないが、
そんなに重要な説明事項が全然報告されていない。
それは九州へ行くのが目的で、それは女王国が九州にあるからだと、
魏の上司が熟知しているから書かなくても済んだのであって、
もし仮に奈良へ行くのが目的なら、
何故?九州迂回が必要なのか?
その理由が、上司が納得いくまで、必ず詳細に書いてなければならない。
だが、そんなものは全くない。
このことが最初の魏使(帯方郡使)梯儁(テイシュン)の
訪問先=卑弥呼女王国が九州にあり、
それが壹與の邪馬壹国に変わっても、
やはり同じ南九州にあったことの何よりの証拠である。
『倭人章』が梯儁と張政の二人の外交官の出張報告書が
本体であることさえ認識していれば、
この程度のことは常識である。
大和説者たちは、
これが報告書の写しであることすら理解できない才能を、
自ら暴露しているのである。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
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「中国学」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
「ギルガメシュ叙事詩」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9 http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
「フェニキア」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
「古代エジプト」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
「歴史wiki-小事典」 http://hiki.cre.jp/history/?Glossary
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