『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録39:7頁
しかし奈良にはウワイはないがウワはある。
それへの当て字が「ウワ=大和」だ。
それは大坂市の上(ウエ)の宮が、
本来は聖徳太子の宮跡地名だから
「ウワのミヤ」と発音すべきものであることを考えると、
大和をヤマトと読むようになったのは、
倭国(ウワイト)が日本(ニップヌ)に変わった7世紀以後で、
3世紀の発音ではない。
ウワイトへの当て字は天武天皇の名乗り
「大海人(ウハイト)=ウワイト」で、
ヤマト=山人とは相容れない人たちの名である。
ヤマトは邪馬人なのだから、
邪馬(ジャマ)がヤマと発音されるように変わった
唐代(7世紀)以後でないと存在しない名なのだ。
しかし、その「大和」という当て字は、
古く、倭人(ウワイト)が台湾に居た時代に
大和人(ウワヒト)と書かれたものである。
その大和が、後世、
大和=タイワの国=タイワンと読み方が変わって、
それの当て字が臺湾と書かれるようになったものが今、
常用されているのである。
これで、倭人が台湾経由で来たことも立証されたし、
台湾が小琉球と呼ばれ沖縄が大琉球と呼ばれたのは、
首都が台湾から沖縄に移ったためだ。
と明確に理解でき、大きな謎がもう一つ解決した。
この「大和(ウワ)」が国称に使われたのは
元正女帝の小都(天理付近)名以後である。
それもまた聖徳太子時代の「ウワ」への復帰だった。
「ヤマト」とは元々、
ウハヒト=上人=貴族と対比した
「下層民=山人・隼人」という
意味の蔑称として使われたものなのである。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
「歴史wiki-小事典」 http://hiki.cre.jp/history/?Glossary
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