『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録39:24頁
それがアレクサンドロス大王家の、
深刻苛烈な両親の死闘まで生んだこともこの講座でお話ししたし、
天智天皇が唐の侵略を恐れて
倭国を日本に「大化」しようとしたのも、
また全く同じ悲劇だったのである。
こう見てくると、
『記・紀』とは
「世界国家ウバイド」指導者のための
『哲学書』であり『思想教科書』であり、
真の意味の『聖書』であった。
その内容を人道の上に立って価値評価すれば、
単なる利害紛争記録に終始している世界のどの国の国史よりも、
はるかに高い視点で書かれ、編集されていることがよく解る。
天照大神とスサノオの等の、いわゆる神話とされてきたものも、
決して子供騙しの神話やお伽話ではなくて、
君臨する者への高度の教科書だったのである。
だからこの『誓(うけ)ひ説話』の実体は、
この事件の直前に起こった
遼東から朝鮮半島の支配者・公孫氏を、
口実を設けて倒してその領土を奪い取り、
さらに高句麗王・位宮(伊支馬=垂仁天皇=卑弥弓呼素=武内宿弥)を破って
高句麗を奪い取った魏に対する、
卑弥呼の平和主義・対魏親善外交と、
敗走させられて魏とは絶対に和睦できない位宮の怨念との、
妥協の余地のない対立だったのである。
この天照姉弟の『誓(うけ)ひ説話』を
奈良の事件と思う者はいない。
卑弥呼の墓は死んだ南九州にある。
奈良の箸墓は遠隔地に移住した子孫が彼女を祭る、
礼拝用の「神社」に過ぎない。
出典:Wikipedia:ベルンハルド・カールグレン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3
出典:Wikipedia:加治木義博 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%B2%BB%E6%9C%A8%E7%BE%A9%E5%8D%9A
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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