2009年7月29日水曜日

神道を崩壊させる邪馬台国大和説

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録39:30頁

 縦横がほぼ同じで、

 西と南は大海、

 東と北は大きい山が国境だという。

 これに合う土地は日本列島全体を見ても、

 鹿児島県一カ所しかない。

 新舊の両唐書は「小国・日本」は鹿児島県にあったと、

 それぞれ別の証拠を挙げて説明しているのである。

 唐は7世紀に出来た国だが新旧の『唐書』は、

 倭国はまだ四国にあると思っていて、

 奈良の大和朝廷を知らないし、

 『隋書』の記事も四国に都があったとしか読めない。

 奈良の大和朝廷は4世紀に鹿児島から出発した

 「倭の五王」が

 天草、宇佐、四国、淡路、紀伊、和泉、河内と拡大を続けて、

 倭王・武=雄略天皇に至って、

 初めて奈良の高市を確保したが、

 それが真の大和朝廷の誕生であることを

 各天皇の合理的な首都地名の名乗りが精密に証明している。

 この事実を寓話化したものが『淡路島国生み』だとしなければ

 『記・紀』は嘘の塊りに過ぎないことになり、

 それでは淡路島にある伊弉諾神宮などは、

 詐偽のための偽物だという烙印を押されてしまう。

 3世紀に奈良に邪馬台=大和朝廷があったと主張する

 「大和説」は、

 我が国の神道を初め、

 素朴な神社崇敬までも、

 根拠のないウソ記事に満ちた『記・紀』を

 迷信させる賽銭詐取犯罪だということにしてしまい、

 その大本である天皇家まで、

 嘘で固めた醜悪な支配者に見せてしまう。

 そんなに罪深く浅薄な思い付き説、

 それが『邪馬台国大和説』なのである。

 出典:Wikipedia:ベルンハルド・カールグレン    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3
 出典:Wikipedia:加治木義博    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%B2%BB%E6%9C%A8%E7%BE%A9%E5%8D%9A

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm 
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

0 件のコメント: