『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録39:30頁
縦横がほぼ同じで、
西と南は大海、
東と北は大きい山が国境だという。
これに合う土地は日本列島全体を見ても、
鹿児島県一カ所しかない。
新舊の両唐書は「小国・日本」は鹿児島県にあったと、
それぞれ別の証拠を挙げて説明しているのである。
唐は7世紀に出来た国だが新旧の『唐書』は、
倭国はまだ四国にあると思っていて、
奈良の大和朝廷を知らないし、
『隋書』の記事も四国に都があったとしか読めない。
奈良の大和朝廷は4世紀に鹿児島から出発した
「倭の五王」が
天草、宇佐、四国、淡路、紀伊、和泉、河内と拡大を続けて、
倭王・武=雄略天皇に至って、
初めて奈良の高市を確保したが、
それが真の大和朝廷の誕生であることを
各天皇の合理的な首都地名の名乗りが精密に証明している。
この事実を寓話化したものが『淡路島国生み』だとしなければ
『記・紀』は嘘の塊りに過ぎないことになり、
それでは淡路島にある伊弉諾神宮などは、
詐偽のための偽物だという烙印を押されてしまう。
3世紀に奈良に邪馬台=大和朝廷があったと主張する
「大和説」は、
我が国の神道を初め、
素朴な神社崇敬までも、
根拠のないウソ記事に満ちた『記・紀』を
迷信させる賽銭詐取犯罪だということにしてしまい、
その大本である天皇家まで、
嘘で固めた醜悪な支配者に見せてしまう。
そんなに罪深く浅薄な思い付き説、
それが『邪馬台国大和説』なのである。
出典:Wikipedia:ベルンハルド・カールグレン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3
出典:Wikipedia:加治木義博 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%B2%BB%E6%9C%A8%E7%BE%A9%E5%8D%9A
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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