『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録39:22頁
反対に「邪馬壹」が正しいというほうには、
動かない証拠が山積している。
それをも少し具体的に挙げて、お話ししておく必要がある。
壹與は狗右智(ウチ)卑狗(武内宿弥)と共に戦って、
卑弥呼の死後、倭人政権を継いだ。
それは薩摩王=鹿児島半島の王=香坂(カゴサカ)王と、
大隅(忍(オス))と球磨(クマ)(熊)の王=忍熊王とを
倒して女帝政権を樹てたと、
『記・紀』に記録されている神功皇后の事跡に、
総て完全に一致する。
これを南九州でなく、
奈良にあった大和政権の話だというのが大和説である。
だが大和説には、こんな具体的な証拠が全くないのに、
鹿児島説にはさらに動かし難い証明記事がある。
神功皇后として壹與が鹿児島に攻め込んだ時、
郡使の張政が伊都までやってきて、
難升米に会って「檄で告諭した」。
その時、卑弥呼は死んだ。
それを『倭人章』は「卑弥呼 以死」と書いている。
在来は、これは
「死せるを以て=死んだので=その時、偶然、卑弥呼が死んだので…」
という意味に読むのだという説と、
いや「以て死ぬ(檄の告諭を受けた為に卑弥呼は自殺した)」
と読むのだという説があったが、
どちらとも決められないままで宙に浮いていた。
事が天皇家の先祖の話なので、
自殺したというのを遠慮したのかも知れないが、
そんなことでは、
張政が折角、「以」を書き加えたのが何にもならない。
出典:Wikipedia:ベルンハルド・カールグレン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3
出典:Wikipedia:加治木義博 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%B2%BB%E6%9C%A8%E7%BE%A9%E5%8D%9A
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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