『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録39:21頁
これでよくお解りになったと思うが、
『倭人章』が書く「邪馬壹国」は、
卑弥呼の死後、
彼女の死によって壹與新女王が都した新政権の首都名で、
卑弥呼時代も壹與時代も、
国名は不変の「倭人=ウワイト」国だったのである。
その証拠には『倭人章』は壹與時代になっても変化なく、
「倭大夫」と、やはり倭を元のまま使っている。
これは言うまでもなく「倭人国」の略である。
だから仮に「邪馬臺国」が真実だったのなら、
略称は「邪国大夫」とか「邪馬」大夫とか
「臺国大夫」と書かれていなければならない。
ところが大和説者はこのことにさえ気付かずに、
『卑弥呼は百襲姫なのだから神武天皇の子孫である。
神武天皇は3世紀より以前に奈良に遠征して、
大和朝廷を樹立したのだから、
百襲姫がいた土地は、当然、奈良以外にない。
当時はそこはヤマトと呼ばれていたと思われるから、
それを「邪馬壹」と書いている『倭人章』は間違っている。
それは「壹」の字が、「臺」の字とよく似ているので写し損なったためだ。
だから「邪馬壹国」は実在しないから。
「邪馬臺国」が正しいのだ』
と思い込み、
それを頑固に主張したのである。
だが彼等が不動の史実と思い込んだ神武東征は史実ではなく、
似た史料を混ぜ合わせた偽史に過ぎないことが
今では完全に確定している。
大和説はすでに根底から崩壊していて認める余地はない。
出典:Wikipedia:ベルンハルド・カールグレン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3
出典:Wikipedia:加治木義博 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%B2%BB%E6%9C%A8%E7%BE%A9%E5%8D%9A
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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