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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:806頁
第十二章 大国主神と大物主神
神坐日向神社と大三輪氏⑩
天照大神について、
『日本書紀』は
伊弉諾尊、伊弉冉尊が相談して日の神を生んだが、
その名を大日霊貴(於保比屡咩武智:おほひるめのむち)、
一書に天照大神、一書に天照大日霊尊というとする。
「オホヒルメ」は大隅八幡宮縁起にもみえ、
「大比留女」と表記されているが、
サンスクリット語の ahar を転訛させ
「女」を符した名称である。
ahar は「日」を表わすが、
同類語 ahana は
対馬の豆酸にある「天童」の母名「照日之菜」の祖語である。
しかし問題はこれらの日神が女神であり、
天照大神と想定された大物主 dyaus 神が男神であり、
合致しないことである。
天照大神は伊勢神宮に祀られている。
垂仁天皇の時、豊鍬入姫命に代わって
倭姫命によって奉祀され、
大和から伊賀、近江、美濃を経て
伊勢へ遷座した過程を記したのが
「倭姫命世紀」だが、
その崇神天皇58年に
「倭弥和御室山領上宮」に奉斎されたとある。
すると女神である「天照大神」が
高宮神社に祀られていたことになるが、
檜原神社が天照大神苦御魂神、伊弉諾尊、伊弉冉尊の
三神を祀っている事情からすると、
同社のいう天照大神苦御魂神の「天照大神」となる。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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