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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
Matのジオログ
さいたま朝日WEB
『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:819・820頁
第十二章 大国主神と大物主神
青垣と神社①
「青垣」を三輪山そのものとする考えを述べた。
それは『古事記』の原書に「倭青垣東山」とあることに依る。
「垣」は天門である三輪山そのものであり、
「青」は緑の樹木に包まれていることを想起させる。
サンスクリット語の「垣、囲壁」を表わす
kaksyā は kakṣa と同類で双方とも「帯」の意味を含む。
『古事記』雄略天皇条の歌に
「みもろに築く玉垣」とある「玉」はサンスクリット語の
dāna の音写で「帯、紐」を意味し、
「玉垣」は神殿などの周囲に設けられた垣で、
瑞籬などをいうものである。
帯は環状にして使用されるもので、
mālā は「環」を表わし御諸の原語 mih(megha)-mālā の構成語で、
環が輪であることから三輪となっている。
この環こそ三輪山の垣なのである。
サンスクリット語 kakṣa (垣) の同義語に kāñci (垣) があるが、
これはラテン語の cingo 、cinxi、cingulum と
祖語を同じくする。
その祖語は北メソポタミアの山脈シンジャール sinjer に
遺留されている。
Sinjer はドイツ語に Zingel (囲壁、市の城壁、段丘)、
Sigel (市の外壁)となっている。
またサンスクリット語に śṛṅga があり、その本意は「角」である。
パーリ語では śinga と表記される。
シンジャール山脈のある地方はハブール地方で
牛角信仰の主要な地域であったとの考察を
第2章メソポタミアと牡牛で展開した。
同語はまた「小塔、高さ、頂点、山頂、峰」の意味を持つが、
śṛṅga-gāta は「三角形、三角形の場所」を表わす。
その訓音は、śṛṅga-vera が生姜:しょうがを意味するので、
英語の ginger 、ドイツ語の Ingwer にあるように
「シンジャーール」 であることに間違いない。
「角」がカルト(ケルト)人の祖語であることは第3章カルト人の進出などで
考察した。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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