2014年11月30日日曜日

神坐日向神社と大三輪氏⑥


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 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:802頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 神坐日向神社と大三輪氏⑥

  『古事記』が記す大田田根子の祖

 櫛御方神、飯肩巣見命、建甕槌命を現在祭神としているのが

 神坐日向神社である。

 延喜式神名帳に「神坐日向神社大」とある神社で、

 桜井市三輪字御子宮に鎮座する。

 そして、その日向御子神を祭っているのが高宮社で

 三輪山の頂、神峯(こうのみね)に鎮座する。

 双方とも大神神社の摂社であり、

 三輪氏と強い縁(ゆか)りのある社である。

 日向社が三神を祭神としているが、」
 
 実際のところその祭神は史料においても確定しがたいのが実情である。

 「日向御子」を解くことがその秘密を解く術となる。

 日向は「日に向う」ことで「東」と解釈されている。

 その背景についてはここでは省くが、

 その概念に「光輝」がある。

 「高宮」、神事の「コウ」は、

 単に「高い」「かみの」をいっているのではない。

 これはサンスクリット語の gaura の転訛で「光輝、光明」を表わす。

 三輪山の山頂にあるに相応しい名称である。

 そして、大物主神に新しい神格で現れる。

 つまりサンスクリット語の divasa (ダイブサ)で「日、昼」を表わす。

 同語は aha と同義で、同類語に dhan,ahana,ahar があり、

 これまで「オホ、オフル」の祖語として紹介してきた。

 つまり、大物主神は「光明」の神である。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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