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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:790頁
第十二章 大国主神と大物主神
大穴持命と出雲(2)恵雲と八雲①
三輪山大神神社の山麓に出雲屋敷の旧跡があり、
そこは比売多多良伊須気余理比売命の
住居(屋敷)があったところで、
「イヅモ」が iṣumat で「矢持」の意味であった。
Iṣu (矢)はまた iṣ に通じ「神酒、天に湛える爽快な水」で
雨の比喩名であった。
このことによると
「出雲:雲を出るもの」が「雨」であることを理解できる。
八束郡東出雲町出雲郷の阿陀加夜神社のある地籍は
「竹花」という。
そのすぐ北隣りは松江市竹矢町であるが、
実は竹花、竹矢は同義である。
「花」がサンスクリット語の hāna の音写で
「矢」の語義であるからである。
「竹」は既にみたように大国主神であり、
阿太加夜努志、大穴持命で、
竹花・竹矢は「大国主神の降らす雨」の意味で出雲と同義となる。
出雲郷から遠くない八雲村日吉・岩坂の境に雨包山があるが、
その東側周辺に安部地区がある。
これは水を意味する ambu あるいは ambu-da (雲) に依る。
出雲には「矢」の付く地名が極めて多い。
八雲村の熊野山(天狗山)への矢谷、
松江市の竹矢町に接した矢田町、
安来市矢田、
出雲市矢尾町・矢野町、鹿島町の一矢などである。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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