2014年11月21日金曜日

恵雲と八雲①


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 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:790頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 大穴持命と出雲(2)恵雲と八雲①

  三輪山大神神社の山麓に出雲屋敷の旧跡があり、

 そこは比売多多良伊須気余理比売命の

 住居(屋敷)があったところで、

 「イヅモ」が iṣumat で「矢持」の意味であった。

 Iṣu (矢)はまた iṣ に通じ「神酒、天に湛える爽快な水」で

 雨の比喩名であった。

 このことによると

 「出雲:雲を出るもの」が「雨」であることを理解できる。


  八束郡東出雲町出雲郷の阿陀加夜神社のある地籍は

 「竹花」という。

 そのすぐ北隣りは松江市竹矢町であるが、

 実は竹花、竹矢は同義である。

 「花」がサンスクリット語の hāna の音写で

 「矢」の語義であるからである。

 「竹」は既にみたように大国主神であり、

 阿太加夜努志、大穴持命で、

 竹花・竹矢は「大国主神の降らす雨」の意味で出雲と同義となる。

 出雲郷から遠くない八雲村日吉・岩坂の境に雨包山があるが、

 その東側周辺に安部地区がある。

 これは水を意味する ambu あるいは ambu-da (雲) に依る。

 出雲には「矢」の付く地名が極めて多い。

 八雲村の熊野山(天狗山)への矢谷、

 松江市の竹矢町に接した矢田町、

 安来市矢田、

 出雲市矢尾町・矢野町、鹿島町の一矢などである。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ
 

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