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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:782頁
第十二章 大国神と大物主神
大国主神の奉祭氏族(3)出雲族③
八束郡東出雲町は出雲國風土記にも載る
かっての意宇郡の地で「出雲郷」を現在
「アダカエ郷」と呼んでいるが、
そこに阿太加夜神社が鎮座していることは既述のとおりで、
この辺りが出雲の発祥地である。
同社の西側を意宇川が流れ、
上流は八雲村で熊野神社が鎮座する。
意宇が奈良県桜井市辺りにいた『古事記』にいう生尾人と
関係があるだろうということを述べたが、
大物主神を考察した際に述べた ahi-dvis(蛇王、龍王)を
思い出していただければ、
双方の濃密な関係を知ることができる。
熊野神社の西方に「蛇山」があることからすると、
意宇川の流れる峡谷は蛇の里である。
つまり意宇は ahi の転訛である。
須佐之男命の八俣の遠呂智(おろち・大蛇)退治の物語は、
彼の勢力がこの地方へ入って来た時に
蛇族(意宇)を征圧したことを物語っているのである。
その蛇族とはすでに述べたように富(とび)氏族であろう。
富氏の伝承によると「勾玉」のことを
「財(たから)」といって尊重してきた。
財は竹玉(たけたま)であり、
大神神社でいう竹玉が
太初においては勾玉であったことを示唆している。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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