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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:795頁
第十二章 大国主神と大物主神
大国主神の奉祭支族:都農神社④
大阪市住吉はかって墨江(すみのえ)であったが、
これは大阪湾をいう。
『古事記』の「血沼(ちぬ)海」、
『日本書紀』の「葦淳(ちぬ)海」で、
「チヌ」は墨で「黒」の意味である。
このチヌこそ「都農」の祖語である。
漁師の専門用語で九州方面から伝わった
「葦淳鯛(ちぬたい)」は黒鯛のことである。
都濃町の南、川南町に平田川へ流入する川で黒鯛川があり、
黒鯛の地名がある。
七福神に「大黒天」がいるが、彼には鯛がつきものである。
その理由はこの「チヌ」にある。
そしてその祖像が大国主(大黒主)神であることは知られているが、
仏教が入ってきてから自在天の化身である
mahākāra (大黒)と習合したものである。
都農神社は大黒主(大黒主)神を祀る「黒神社」である。
都農川の北方に心見川が流れ、心見の地名もあるが、
これはサンスクリット語の意味する śyama の転写であり、
心見川は「黒川」である。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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