2014年10月31日金曜日

大国主神の奉祭氏族(3)出雲族①


 浦和レッズレディース
 Matのジオログ
 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:780頁

 第十二章 大国神と大物主神

 大国主神の奉祭氏族(3)出雲族①

  「タカ」は大国主神と不離の用語である。

 第11章「剣を地名とする地名」で紹介した

 茨城県真壁郡大和町の大国主命を祭る大国玉神社の隣りに

 鎮座する高久神社名及びその地区名「高久」は明らかに

 「大国主神」に係わるものである。

 そしてこの「タク」が多くみられるのが出雲である。

 「出雲風土記」の神門郡に「多伎郡」があり、

 「天の下造らしし大神の御子、

  阿陀加夜努志多伎吉比売坐す。

  故、多吉といふ。

  神亀3年、字を多伎と改むとある。」 

 「天の下造らしし大神」とは、同郡の「八野(やの)郡」に

 「天の下造らしし大神、大穴持命」とあり、

 大穴持命(出雲特有の大国主神の尊名)を表わす。

 既に数回述べたように「阿陀加夜努志」は

 サンスクリット語の ādi-gaya の転写で、

 主(努志)を添えた名称で、「太初種族の主」という意義で

 「多伎吉比売命」は『古事記』にいう

 「天の下という造らしし大神」に合致する。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

0 件のコメント: