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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:780頁
第十二章 大国神と大物主神
大国主神の奉祭氏族(3)出雲族①
「タカ」は大国主神と不離の用語である。
第11章「剣を地名とする地名」で紹介した
茨城県真壁郡大和町の大国主命を祭る大国玉神社の隣りに
鎮座する高久神社名及びその地区名「高久」は明らかに
「大国主神」に係わるものである。
そしてこの「タク」が多くみられるのが出雲である。
「出雲風土記」の神門郡に「多伎郡」があり、
「天の下造らしし大神の御子、
阿陀加夜努志多伎吉比売坐す。
故、多吉といふ。
神亀3年、字を多伎と改むとある。」
「天の下造らしし大神」とは、同郡の「八野(やの)郡」に
「天の下造らしし大神、大穴持命」とあり、
大穴持命(出雲特有の大国主神の尊名)を表わす。
既に数回述べたように「阿陀加夜努志」は
サンスクリット語の ādi-gaya の転写で、
主(努志)を添えた名称で、「太初種族の主」という意義で
「多伎吉比売命」は『古事記』にいう
「天の下という造らしし大神」に合致する。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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