2014年10月7日火曜日

大物主神の奉祭氏族:登美族(17)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:766頁

 第十二章 大国神と大物主神

 大物主神の奉祭氏族:登美族(17)

 付近の地名「野尻」から判断すると梁田氏あるいは戸張氏は

 インドの yajūr-veda を知る「ハフリ」の後裔ともみられる。

 梁田氏名はドヴァラカ族の原名に係わる

 yadu (ヤーダヴァ族)を想起させる。

 「保」の祖語は pura と考えられる。

 Pura (puri) は本来「要害、城」であるが、

  「町、都市」をいい、日本では「府」ともなった祖語であり、

 長崎県では「触」として村名に付けられ使われている。

 それは -kā,vāti と同義である。

 Dvāraka 族は登美族だが、

 登美は「富」で「高富」「富新田」「川富」の地名は

 ここが登美族の居住地であることを示す。

 富を同地では「ドミ」と濁音でいい、

 「度毛」に対応する。

 また共保(きょうほ)は「トモホ」と訓め、

 「富・保」と解釈できる。

  「ソバタカ」はパーリ語の sovattika の音写で

 「十字」を表わしたが、そのサンスクリット語は

 svastekā で、戸張氏の奉祭する諏訪神社は

 この十字紋 sva を祖語とするだろう。

 十字紋は、「吉祥、光明」を表わすが、

 市名となっている「吉」はこれに由来し、

 付近の地名「木売」は「キウリ」で

  gaura の転写で「光輝、光明」で dvaraka 城の輝きに通じる。


《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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