『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録38:28頁
だから倭人の考えは、あくまで他国への移住ではなく、
行く先々が「我が生みの子の君たるべき土地」だったから、
それはあくまで、時を移す「遷都」だったのである。
その結果、様々な都市国家や政権が生まれたが、
それはすべて分家であり、地方自治体に過ぎなかった。
だから分れて出来た都市国家群は皆な兄弟姉妹で、
地球という一軒の家の部屋なのであり、
戦争や紛争は同族相食(は)む愚かなこと、
愛と平和こそ厳守すべき人類繁栄の唯一の真理である。
というのが常識で当然のこととされていた。
それによってウバイドは唯一の世界国家として、
自然の城壁である海岸線に守られて、
海外で次第に数を増す侵略主義国家とも
巧みに共存しながら7世紀まで存在した。
何故?ウバイドから、
絶海の孤島ともいうべき日本列島まで
はるばる遷都したのか?という疑問には、
古代農耕に適した環境もさることながら、
第一は、やはり争いを避けるため、
四面環海の日本列島が持つ自然防衛力を高く評価した結果であり、
またそのお陰で
ウバイドは今も日本と名を変えて、生き読けているのである。
以上は国史だけでなく、
世界史上にも不可欠な最新知識である。
今まさにグローバル化の時代に突入した全人類が、
少しも速く知る必襲のある必須人類史常識である。
それを本学が本講で、世界で最初に確認できたことは、
稀にみる痛快事で、ご同慶に耐えない。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「フェニキア」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
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「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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