『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録38:18頁
ここまで判ると、序でだから、
九州へはどこから来たのか?調べてみよう。
伊都国は旁国の斯馬国と一つにされて糸島郡になった。
だから伊都国は糸国=イトマである。
すると沖縄にある糸満が「イ・トマの」で、
沖縄から来たことを教えている。
これは沖縄語発音には<イト>はなく、<イツ>になるが、
『魏書倭人章』の伊都という当て字は、
当時の漢魏音ではぴったり<イツ>と読む。
帯方郡使が無意識に写した発音が、
その国名は沖縄からやって来たと明確に、
証言していたのである。
しかし沖縄には<ウバ>に当る地名がない。
それは最西海の与那国見より西。
海の彼方の国・台湾にある。
前にお話しした通り、
タイワンは「大和ン」で
「大和・ウワの韓」に対する当て字が、
中国発音でタイワと読まれただけで、
「大和・糸満」=ウワイト国の(マン)…
を表現する分割地名そのものだったのである。
ここで「ウバイド」が「ウワイト」になったことも判る。
こうして地名が具体的に語ってくれる遷都の史実は、
縄文時代に沖縄へカルデア人がきてカウレアンと呼ばれ、
カウレに高麗の文字が当てられ。
それがタカラと読まれて、
宝(タカラガイ=貝貨幣)の国と呼ばれ、
その宝貝は今も全世界でカウリーと呼ばれている。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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