『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録38:13頁
天武天皇の幼名が大海人=ウバイドだったことの発見は、
本講の大きな成果だが、
これを聖徒太子の幼名=厩戸と比較してみると、
さらに面白いことが判る。
ローマ字書きにしてみると
Umayado で、Ubayd と比較すると、
U=大、ma=馬、ba=馬、yado=yd
だから二人とも元は同じ名乗りの
「ウバイド皇子」だったのである。
ただ当て字が違っているだけなのだ。
こう判ると語源はウバイドだから、
小馬鹿にした当て字が「馬子」だったことが判る。
すると全く同時存在の同名のもう一人、
(蘇我)馬子は、聖徳太子その人を
二重に表現した架空の人物だったことが、
正常な頭脳の持ち主なら誰にでも確認できる。
だから天智の大化改新の真の目的は、
女帝が君臨してきたウバイド体制を、
男帝制のニップル体制に大化することだったのである。
しかしそれは大海人=ウバイド皇子にすぐ倒されてしまった。
だが虎視耽々と隙を狙っている唐に、
内紛の実情が暴露することを避けて、
すでに知られてしまっている
日本への改名は倭へ戻すことができなかった。
こうして天智の陰謀は日本という新しい国名を
生み出しただけの小化に終ったが、
それをキッカケに内政の見直しが始まり、
実質的には聖徳太子の改善を、
より上回る近代的律令国家として、
急速に整備されていくことになったのである。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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