『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録38:16頁
たとえば、
この百済出水(ポセイズン)はギリシャの海神であると同時に、
馬の神でもある。
それがタツノオトシゴが「海馬」と当て字されている理由だが、
それはどちらも長い馬面をしているからである。
百済は一般には<クダラ>と読まれているが、
<クダ>はマレー語で馬のこと。
<ラ>は国を意味する古代日本語の一つだから、
百済は「馬国」を意味している。
すると松浦は馬津国で、
やはり馬の国、完全に同じ意味の地名になる。
佐賀の北部海岸地帯は東松浦郡で馬の国。
その東南五百里に牛津がある。
これは「牛頭」と書いても<ウシヅ>と読める。
これを普通「ゴヅ」と読むから、
<五頭>であり<五津>である。
これは<イヅ>であり、<イツ>でもある。
『魏書倭人章』の書く
末盧国は松浦郡で唐津湾。
そこから東南五百里にピッタリ牛津があるから、
そこが伊都国であったことは動かない。
すると伊都の長官は牛頭天王であり、
それはスメル語の<グヅ>からきた名詞である。
こう判ってくると伊都は後に位置を変えて、
松浦の東の恰土になった。
これは<イド>と読めるから、
ウバイドの<イド>に合う。
松浦は馬津国だから馬。
ウマは大馬(ウマ)で小馬はコマ。
だとすると大馬は「ウバ」怜土は「イド」、
ここにもウバイドが二つに分割された国名として生き続けていて、
3世紀に魏の帯方郡使の手で末盧と伊都と当て字されて、
明確な記録として残っていたのである。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「ギリシア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
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「アッシリア学」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
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「フェニキア」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
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「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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