2009年8月26日水曜日

我が国の真の建国はいつ?だったか?

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録40:30頁

 太陽は天の中心に居て四方を照らす天照大(オ)神で、

 それに仕えるのが大女(ミ)神=女王。

 これが初期のウバイド信仰だったと解る。

 この村落の中心に神殿を置く思想は世界に広く広まった。

 キリスト教会もその伝統の後継者である。

 しかし経済発展と戦争と移住と開発とがその原則を崩して行き、

 教団は虚栄に傾いて本質を失い、その痕跡しか認められない。

 それは我が国も同じだが神殿数と普及率は世界第一である。

 これはキリスト教やイスラム教徒たちが

 勢力誇示のため大教会=大神殿を建て続けたためだが、

 我が国はそんな愚行に陥ることなく

 質素な神殿を村落に建てて伝統を守ってきた。

 これが倭人=ウバイドの本流が我が国である所以であり、

 それとともにスメラギやスべル=統べる、

 といった言葉も伝え続けてきたのである。

 こう見てくると、

 その本流を狂わせたのが、

 ソナカやウッタラの仏教宣布団だった。

 卑弥呼・壹與時代はその大変動期だったのである。

 相次ぐ倭国動乱が応神皇朝を生み、

 倭の五王の東征(神武東征譚の主体)によって、

 近畿までを版図に納めたのであって、

 今の天皇家の大和朝廷を『建国』とするなら、

 それは在来の通説よりも5世紀遅くなる。

 だが史実であるウッタラたちの大和朝廷なら、

 銅鐸発生期に遡り、

 殷商帝国を建国した時期を考えれば、3000数百年前、

 ウバイドなら8000年前に

 建国したという真実があるのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
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 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

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