2009年8月6日木曜日

箸墓で大和説完敗、再燃は絶対にない

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録40:10頁

 私たちはすでに大和朝廷は、

 高市に入った倭王・武=雄略天皇以後の朝廷だと知っている。

 その都は泊瀬の朝倉の宮(紀)・長谷の朝倉の宮(記)。

 この天皇の名乗りは大泊瀬の幼武(紀)・大長谷の若建(記)。

 また武烈天皇は小泊瀬の幼鶺鴒(紀)・小長谷の若雀(記)。

 大はオオで倭と同じ、小もオで同じ、

 文字は区別のため変えてあるだけだから、

 どちらかのハセと考えていいし、

 またこのハセは百済への当て字なのだから、

 百済を名乗りにもつ人の墓と考えてもいいが、

 百襲はハソでハセとは読まないから、

 ハソバカでないといけないが、

 ハセなら沖縄大隅語で

 「ハシ」と発音するから「箸」と当て字する人もある。

 また古墳を造成し、

 管理した部族は土師氏だから、土師をハシと呼んだ可能性もある。

 箸墓古墳の名はこれらのハシ以外に考えられないが、

 この名の由来を訊ねられた物知りが、

 地元の伝承「大三輪伝説」と結びつけて、

 自殺の道具に箸を使ったから「ハシバカ」という名がついたのだ。

 とコジつけたものが、

 百襲姫=卑弥呼の自殺を説明する定説だということになり、

 百襲姫の墓と盲信された。

 しかし箸墓は前方後円墳だから

 直径ではなく縦はいくら、横はいくらと書く必要があるのに、

 卑弥呼の墓は「径百余歩」とあるから円墳だ。

 箸墓はその前方後円の姿で、

 仁徳大仙陵に始まる4~5世紀古墳群の一つだと告白している。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

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